3年ぶりにシャドウバースを本気でやってみた。
「この世界の全てを──
ひっくり返して、遊ぼうぜ!」
"本格スマホeスポーツ" Shadowverse
新カードパック
「そう、俺たちは──」
"Fortunes Hand 運命の神々"
ついに始まりましたね。シャドバの新環境。皆さんは楽しんでますか?
そもそもシャドバなんてもうやってないよー!って人の方が多いでしょうかね……。
自分はグラマス目指してランクマをひたすら回してます。完全に修行僧の顔つき。
実は私、シャドバはリリース当初からやってるんですけど、恥ずかしながら前環境で初めてグランドマスターになったんですよ。
グラマスが発表されて3年経ってようやくです。
一応知らない方向けに説明すると、グランドマスターとはシャドバ内でのランクにおける、最高の称号です。
(グラマス内にもTierがありますが、ここでは割愛します)
前期もグラマス到達したので、その流れで今期もグラマスを目指そう、端的に言えばそういうわけなんです。
光陰矢の如し。どうやらシャドバももう4周年らしいですよ(他人事)
というわけで、中野とシャドバの歴史を振り返ります(唐突)
1.クラシック期
シャドバリリース時にTwitterのフォロワーがこぞってやっていたので、それに乗っかって始めました。
当時のスマホゲームといえばモンストかパズドラといった感じで、スマホでやるDCG(デジタルカードゲーム)自体珍しかったんですよね。
既にハースストーンがありましたが、日本ではそこまで流行らなかったですよね。自分は当時ちょっとハースも触りましたが、結局シャドバやってますし。
1番最初に握ったのはアグロネクロだったと思います。始めたばかりでカードプールも少ないですから、安く組めるっていう点と、あとは見た目ですね。真っ先にルナ(cv.小倉唯)のおともだちになりました。
ランクマを回していくうちにアグロネクロでは限界を感じて、最終的にミッドレンジロイヤルに落ち着きました。結構課金した気がします。
乙姫セージのムーブは死ぬほどやりましたよね。
そしてスタンダード期のトップメタといえば、冥府エルフです。
突然ですが、これを見てください。
はい。私のランクマッチの累計勝利数なんですが、エルフがダントツのワーストです。(2020/7/4時点)
スタンダード期のトラウマでそれ以降エルフを使えない身体にされちゃってるんですよ。悲しいことに。
果たして、今後中野がエルフのデッキを握ることはあるのか──。乞うご期待。
2.DRK
ダークネスエボルヴ、この頃の記憶がほぼありません……。何してたっけ。御旗ロイヤルとか使ってたような……。
環境的にはビショップとエルフでしたね。ガルラの謎フェイス3点は皆さんの記憶に残っていると思います。
3.ROB
来ました。バハムート降臨。
この頃から「エロメンコ」とか言われ出したんですよねw
相手のバハムートをバハムートで返すみたいな動きを「メンコ」って揶揄した人ほんとセンスある。
で、自分はドロシーウィッチ握ってました。
この頃から徐々にマナレシオがおかしくなりインフレの音が聴こえ始めます。
AA到達したのもROB期だった気がします。
4.TOG(神々の騒乱)
中野、master到達!
マスターになったのはこの時期でした。
自分の握っていたデッキは最終的にイージスビショップ。これでマスターまで駆け上がりました。
当時のトップメタ、ヘクターネクロとランプドラゴンを両方見れるというのが1番の理由だったと思います。
環境初期はアグロネクロ使ってたかも。シャドウリーパー、骨の貴公子とかいうパワカがただただ強かった。
5.WLD(ワンダーランドドリームズ)
「頭ワンドリ」「後攻はプレミ」
来ました。皆さんの"悪夢" 。
パワーワードが多く生み出された、シャドバ史上最悪の環境とも言われる悪名高きワンドリです。
ここで初めてグランドマスターランクの追加が発表されます。
リリース前の私のモチベは最高潮。絶対グラマスになるんだ!という思いと共に、WLDがリリースされました。
しかし、蓋を開けてみたらニュートラルヴァンパイア1強のとんでもない環境が待っていて──!?
この先いったいどうなっちゃうの!?
ということで、ランクマッチで当たる相手の8割(※中野個人の体感の話です)がヴァンパイア
といっても過言ではありませんでした。
「ゴブリントーヴゴブリーアリスバフォ昏き」
はい。みんなのトラウマムーブです。
これの頭ワンドリ加減で1記事書けそうなので、ここでは割愛しますが……。
中野は環境初期はグラマス到達のためにNロイヤルでランクマを回していましたが、ヴァンパイア一色の環境にだんだんと嫌気が刺し──
シャドウバースを引退しました。
単純に面白くないなって急激に熱が冷めたんですよね。
そもそもニュートラル軸が強化って時点で同じようなデッキタイプが流行るのは見えてましたし。
今でもこのWLD期のグラマスバナーを設定してる方がいますが、本当に凄いと思います。
単純に強いだけじゃなくて、本当にシャドバが好きなんだなって尊敬してます。
6.SFL〜CGS
引退していたのでランクマッチはほとんどやってません。
友人とたまにルムマやったり2pickやったりする程度でした。
7.DBN〜ALT(2018年)
たまにランクマッチやったりしてました。グランプリちょっとやったり。
ただ、グラマス目指そうとかは全く思ってなかったです。
ミッドレンジロイヤルとかAFネメシス使ってましたね。
8.STR〜UCL(2019年)
機械と自然という2大テーマが登場しましたね。この頃もシャドバは軽く触る程度でした。
あと、アンリミは完全に捨ててローテだけに照準を合わせるようになりました。
生成コストを捻出するためにローテ落ちしたカードを片っ端から砕いたからです……笑
9.WUP(2020年)
いつも通りTwitterを眺めていたある日、フォロワーがシャドバでグラマスになった報告ツイートを見て唐突に思いました。
「シャドバ古参だけどグラマスなってないのなんかアレだな」
これを思ったのが丁度ナテラ崩壊のアディショナルカード追加の時期でした。
同時に、グラマスに到達するための条件が1ヶ月以内に10000MP獲得から3ヶ月に緩和されたことを知りました。
「これならいけるんじゃね?」
こんな感じでめちゃくちゃ軽いノリでランクマッチを回し始めたわけです。
まあアディショナル追加後から始めるならタイムリミットまで1ヶ月しかないので、前の条件と一緒なんですけどね(後で気付きました)
途中機械自然ドラゴンとかも使いましたが、グラマス到達時に使っていたのは機械ネメシスでした。
大体5月下旬から始めて2週間ちょっとでグラマスまで駆け上がりました。
前の基準でもグラマス到達できてたってことなのでみんなもっと僕のこと褒めて(欲しがり)
今回の記事の表題は
「3年ぶりにシャドウバースを本気でやってみた。」
というわけで、やっと本題です。
(ここまでの冗長な自分語りはなんだったんだよ……)
以下、ナテラ崩壊(アディショナル発表後)の話です。
ちなみに新環境の記事もちゃんと書くつもりなのでお楽しみに。
まず、最初にどんなデッキで戦うか?という命題。
最初に組んだデッキが、自然機械ドラゴンでした。
まず最初に出てきた感想が
「いや、インフレし過ぎだろ……」
でした。
ていうか
こいつが強すぎる。
盤面触れて手札リフレッシュしつつ引いてきたコストも下げる
全盛期のドロシーもびっくりのパワカっぷり。
WUP環境はこいつなしでは語れないくらい。
ただ機械自然ドラゴン使ってみて思ったのが、強いんだけど、回してて楽しくないんですよね。
バチバチに上振れして勝ったら気持ちいいんだけど、やってることはマジでしょうもねぇ奴(クオン)なんで……。
で、次に組んだのがAFネメシスでした。
昔使っていたのと、デッキに入れずに戦うっていう新しいコンセプトに惹かれたからです。
しかし、以前のAFネメシスと勝手が違っていてなかなか勝てず。
MPを減らしてしまったので、AFネメシスは一旦やめました。
ただ、ネメシスというクラスに可能性を感じていて、特にアディショナルで追加された亀と熊が個人的にかなり評価高かったんですね。
それらのカードがぴったりハマるデッキが、機械ネメシスでした。
色んなものを参考にして、天界の門採用非採用など、機械ネメシスの中でも構築に幅があることを知りました。
そして、ブランクを埋めるためにやったこととしては、
YouTubeでシャドバの実況動画や生放送を見ることです。
敵を知り、己を知れば百戦危うからず。
という言葉通り、カードゲームで勝つには相手の動きを熟知しておく必要があると考えています。
そのために一番いい方法としては、自分でデッキを組んで回してみることなんですが、
3年ぶりにやるシャドバにおいてはほとんどのカードがローテ落ちしてましたし、デッキを組むだけでも難しくて、リソースが本当に足りなくて無理でした。
妥協案として考えたいろいろな動画を見て知識を得るという方法でしたが、案外これがよかったです。
単純に自分よりも上手いプレーヤーの状況に応じた思考をトレースすることで、自分のプレイングも向上するわけです。
これも持論なのですが、強者の思考プロセスをとにかく盗んでいくことが、ゲームにおいて効率良く上達する方法だと思っています。
ただ漫然とプレイ時間を積み重ねるだけでは上達しませんからね。何事もそうですが。
あと、めちゃくちゃセンスのある上手な方にはオススメしません。私は下手くそなので下手くそなりの考え方だと思ってください。
ただ、上手い人の真似をしろという訳ではなくて、引き出しを多く持っておくことが重要。
カードゲームのように択が生まれるものに関しては、持っている引き出しの数が強さに直結しますからね。
で、動画で仮想敵のデッキを知って、ここでこういう動きが出来れば相手が嫌がるなっていうことを徐々に理解することができます。
この、相手が嫌がることを押し付けるというのが重要な思考になります。
自分の盤面も考えつつ、相手目線で一番何が嫌な選択なのか、ということを念頭に置きます。
その選択の積み重ねがアドバンテージを生んでいく訳です。
更に、相手の理想ムーブ、上振れムーブを把握しておくことで、自分がされて嫌なことを念頭に置いておくことができます。いわゆる○○ケアというやつです。
特にローテーション環境はデッキタイプが固定されやすいですから、相手のことを知ることが何よりも大事になってくるわけですね。
ランクマッチを回していて、甘いなと感じる対面は大体このケアが足りてないことが多いですね。
ケアをしていてもどうしようもなく自分が事故ったり相手に上振れされたりもありますが、その辺は割り切るしかないです。
割り切らないとマジで狂人(くるんど)と化してしまうので。
1日でMP1000溶かした日とかありましたけど、マジで泣きそうになってましたね。
毎日コツコツでいいので少しでもプラスのうちにやめておくほうが精神衛生的に良いかもしれないなって最近は思うようになりました。(なんかパチンコみたいだな……。)
新環境が始まって1週間ちょっと経ちましたが、中野のグラマスへの道のりは8合目くらいまで来ました。ラストスパート、頑張ります。
グラマス達成したら使ったデッキの解説記事など書こうと思ってますので、よろしくお願いします。