グラマス到達!

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FOHローテーションも無事グランドマスター到達できました!

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288勝でクラス別勝利数のランキングにも地味に載ってました!

 

ほぼネクロしか使ってなかったので、グラマス到達まで約300勝かかってます……。長かった……。

5000MPくらいでめちゃくちゃ停滞してしまって、本当に心が折れかけてました……。

 

環境初日から2日で5000MPまで盛ったのですが、その時に使っていたのは葬送冥府ネクロでした。かなり勝率も高くて順調でしたが、早くもメタが回り、冥府を割るカードが積まれ始めたりして勝ちにくくなりました。

 

そこから1週間くらい葬送冥府ネクロで色々試行錯誤してみたものの、全くMPが伸びず……。

また、ロイヤルのナーフが入って環境に魔道具専門店が出てきたのも、葬送冥府ネクロにとっては向い風でした。

 

これはもうこのまま戦うのは無理だなと思い、冥府を捨ててリアニメイトで戦うデッキに変えました。

 

そこからは勝率も上がり、7割前後はキープしていたと思います。

明確な不利対面が少なくて、上振れすれば大抵のデッキを轢けるパワーが魅力です。

 

 

今回は、実際にグラマス到達時に握っていた葬送リアニメイトネクロの解説をしたいと思います。参考になれば幸いです。

 

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デッキレシピはこんな感じです。色々試しましたが、最終的にこの形に落ち着きました。

 

このデッキの確定枠は以下になります。

 

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では、各カードの解説です。

 

 

デッドメタルスター

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征伐の死帝

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このデッキの基本的な方針は、上記2枚のフォロワーを墓場に送り、リアニメイトでコストを踏み倒して出すというものです。

デッドメタルスターはマリガンで積極的にキープしていいと思います。これが山札に埋れてしまうとかなり厳しくなるためです。アクセラレートで使うことは基本的にありません。例外的に、フェイランが手札にある場合は先行3ターン目にアクセラレートで使うこともあります。しかしながら基本的には葬送して墓場に埋めたいカードになります。

征伐の死帝に関しては、葬送カウントが5,7,9回目の時にデッキから勝手に手札に入ってくるので、マリガンでキープはしません。というより、直接召喚の効果が強いので、なるべく素引きしたくないカードになりますね。早めに引いてしまった時はさっさと葬送しましょう。

 

《恋人》ミルティオ

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幽暗の墓守

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今環境のネクロは中盤の展開力が半端ないのですが、それを成り立たせている2枚だと思います。

《恋人》ミルティオはファンファーレで2枚葬送して6コストぶんのリアニメイトを働かせるという効果を持つフォロワーです。この6コストぶんのX/Yがランダムで決まります。

(例:X=3,Y=3なら3コストのフォロワーが2体 X=0,Y=6なら6コスト1体)

このランダム要素がかなり曲者なのですが、葬送+連携カウントを進められ、上振れに欠かせない強力なフォロワーです。

先行の場合は積極的にキープしたいカードです。

 

幽暗の墓守は、基本的に結晶で使います。葬送することでカウントダウンが進み、上手くいけば4ターン目に5/5守護が立つ可能性があります。また進化時の効果が相当強いです。進化権は墓守になるべく使いたいですね。序盤、とくに2ターン目までに引きたいカードですが6pp使って出したいカードではないので、終盤は腐りやすいカードです。

相手の盤面によってはやむなく6ppで手出しして処理に使う場面も少なからずありますが、基本的には序盤に結晶で設置するカードです。

 

百鬼夜行

ドローと葬送の両方を担うキーカード。マリガンでは積極的にキープしたいです。基本的にはディガーやフェイランを流してドローしますが、状況に応じてデッドメタルや征伐を墓場に送るために使ったりします。3投以外あり得ないカード。

 

モーターグレイブディガーf:id:mu_dies:20200711002146p:image

必殺持ちで進化時にプロダクトマシーンを展開するため、連携カウントを進められる優秀なフォロワーです。ミルティオから出てきた時が強く、百鬼夜行の対象でもあるので、正直入れ得カードです。

ただ、これに積極的に進化は切りたくないです。後述しますが、進化はなるべく顔進化、もしくは、墓守に使いたいためです。またウィッチ対面だと真理の魔鏡で相手に利用されてしまうこともあるので、手出しする場合は注意が必要です。

 

カーニバルネクロマンサー

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これが場にいるだけで葬送でハンドが減らなくなります。先行2ターン目に置いておくと、3ターン目のキュレーターで2ドローできます。ミラーマッチの先行の時はキュレーターとセットキープしたりします。先2で置いても、後攻2ターン目に処理できる札がハングリースマッシュくらいしかなく、裏目になりにくい上に、運良くそれ以降も盤面に残ってくれればリソースが枯れにくくなります。

ただ、このカードに関してはエンハンスでも使いたいので、手出しや葬送先にする際は注意が必要です。

 

ハングリースラッシュ、スピリットキュレーター

葬送カードです。ハングリースラッシュに関してはフォロワーが出てきにくい専門店のようなデッキに対して腐りやすいので2枚に減らしたこともありましたが、葬送札がないと詰んでしまう状況も多く、やむなく3投。

キュレーターに関しては3/3/3という優秀なスタッツと、葬送という重要な役割があるので3投。ただ、ミルティオからあまり出てきてほしくないフォロワーでもあります。

この2枚に関しては1枚減らしたり好みで調整して大丈夫だと思います。

 

天覇風神フェイラン

連携10で直接召喚、盤面全体+1/1バフが可能なフォロワーです。実は連携のカウントは葬送することでも進むため、デッキのコンセプトとがっちり噛み合っています。1/1というスタッツのため、百鬼夜行の対象でもあり、またミルティオから出ても強いため入れ得のカードと判断し、3枚採用です。

 

フェイタルオーダー

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アニメイト10、出てきたフォロワーが突進を持つというカード。基本的にはこのカードでデッドメタルスターを呼び出して相手のリーダーを詰めるという使い方をします。

デッドメタルスターが墓場にないときは征伐を呼び出して盤面処理に使うのも強いです。

基本的にはデッドメタルor征伐を出すカードだと思ってください。逆に、それ以外で切ってしまうと勿体ないです。

デッドメタルと征伐が両方墓場にある状態だと、デッドメタルで盤面処理しつつ征伐を場に出すという動きが4ppでできます。これがやばい。

また、ミルティオで横展開した後に、フェイタルオーダーでデッドメタルを出して盤面に蓋をするのも強いです。

 

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こういう感じですね。フェイタルオーダーで出してるのでデッドメタルは次のターン消えますが、相手目線だとそれ以外のフォロワーも処理しなければならず、非常につらいです。

 

 

次に選択枠の紹介です。

 

冥守の頂点・アイシャ

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2枚採用。墓場は大体余るので、自然に使えます。アイシャの直接召喚込みでリーサルという場面もかなりあります。逆にアイシャさえ来ていれば勝ちということも、まあまああります笑

これまであまり使われていなかったカードが輝く瞬間は嬉しいですよね。

手出しはリーサル見えるときしかしないです。進化権もアイシャにはあまり切りたくないです。ミルティオで出てくるのは悪くないのでハンドに来た場合は葬送先にしましょう。

 

 

不可侵の死霊 ヘリオ

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個人的に推したいカード。ラストワードの効果が優秀で場持ちがよく、ミルティオで出てきて欲しいフォロワーNO.1です。進化することで出てくるフォロワーがリッチになり、また出てきたリッチはすぐに動けるので非常にありがたいです。エンハンスで出すこともたまにあります。

 

レジェンダリースケルト

空いた枠で2枚採用。終盤の詰めで相手の守護突破などに使います。ウィッチ対面だと先2でディガーの代わりに置くこともあります。

2コストの候補は他にもありますが、百鬼夜行の対象でもあるため消去法的に採用してます。

 

 

以下からは非採用のカードとその理由を記します。

 

王墓の骸

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3コス選択枠①

墓場増やしつつ2ドロー、エンハンス効果も強いのですが、ミルティオから出てきた場合がヘリオと比較してどうしようもなく弱いため非採用としました。

 

バトルキョンシーガール

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3コス選択枠②

ミルティオから出てきた時のバリューが高いため、ヘリオの枠をこれにして試しましたが、やはり輝く場面が限定的すぎるのと、3ターン目に手出しした場合3/3のバニラでしかないため非採用。ミラーマッチだと採用していた側が有利になるので、ネクロミラーで勝ちたい人はヘリオの枠をこいつにするといいかもしれません。

 

プリンゴースト ミヤコ

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1/1/1 ダメージ1回無効で場持ちもよくアグロ対面で強いカードです。ロイヤルがナーフされ連携ロイヤルが以前よりも減ったため、優先度は下がりました。ユニオンバーストも刺さる相手には刺さりますが、限定的なのとミヤコに割く枠が無いため非採用。

 

ソウルテイカー ララ

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最近までピン挿ししていたカード。

0コスのデッドメタルや征伐を作ることができます。ターン終了時に破壊されますが、デッドメタルの場合は征伐が出ますし、征伐でもリッチが残るので、正直、上振れさせたいなら採用したいカードです。

しかしながら、狙い通りにララを運用できない場面も多く、ノイズになりがちだったため抜きました。これは最後まで悩みましたね。

あとミルティオから出た場合リッチと同じ価値しかないのもマイナスポイントでした。

 

冥界への霊道

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4枚目のカーニバルネクロマンサーです。

終盤腐りやすい墓守を葬送して走らせることができますが、序盤に来てしまったときが弱すぎるので非採用としました。

 

絆の共振

回復とつかの間でダメージカット、リアニメイトで盤面展開と5コストのスペルでは破格のバリューを誇る1枚ですが、秘術ウィッチのメタカードという位置づけだと個人的には思っています。ウィッチ対面は0か100かだと思っているので、このカードで耐えるよりかは先に倒すという意識でやってました。剥落やキャルで上限減らされて回復意味なかったりしますしね。

この辺は好みなので共振の採用は十分アリだと思います。

 

 

マリガン方針

マリガンの方針としては、対面で柔軟に変えていきましょう。全対面での基本方針は以下です。

 

先行:墓守、百鬼夜行、デッドメタル、ミルティオ

後攻:墓守、百鬼夜行、デッドメタル+葬送札セット

 

 

ロイヤルなどテンポを重視する対面の場合

先行:2コス or 3コスフォロワー

後攻:上記orハングリースラッシュ

 

専門店、異形エルフなどのリーサルターン固定型の場合

先行、後攻ともにデッドメタルor征伐+葬送札全力

 

序盤でデッドメタルか征伐を墓場に送ることを意識しましょう。

そのためには対象となるカードと、墓場に送るカードが必要です。また、それを引き込むためのドローソースが必要になります。

 

上記に挙げた専門店や異形エルフのように、特定のターンまでに試合を決めなければいけない対面の場合は、こちらも理想ムーブをして相手に押し付けなければ勝てないため、かなり厳しい(特に異形エルフ)ので、全力でデッドメタル+葬送札、フェイタルオーダーなどを引きにいきます。

異形エルフ相手に強気にセットキープして、先行5ターン目にリーサル決めた試合もありました。

とにかく、やられる前にやるという意識が大切になるデッキだと思います。

 

 

というわけで、中野がグラマス到達できたデッキの解説でした。

 

 

ひとまずランクマは落ち着いたので、2pick潜ってチャレンジマスター目指して今後はやっていこうかなと思ってます。

 

 

また気が向いたら記事書くので、どうぞよろしくお願いします。