正直ウマ娘はもういい。っていう話

皆さんお久しぶりです。中野はじめです。
今回の内容は、まあ表題の通りなんですけど、


みんなぶっちゃけウマ娘もう飽きてるよね?

っていう話です。



当ブログでも記事を書いているくらいウマ娘にハマっていた私ですが、まあものの見事に飽きました。
もうほぼほぼログインすらしていない体たらく。
一応サークルのリーダーをやっていて、調子に乗ってノルマ設定とかしてはいたんですけど、それも完全にどうでもよくなってしまいました。

今はモチベの続いているメンバーにリーダーを譲渡して運営を任せています。

ちなみに私はウマ娘のモチベが低下し始めた5月上旬の時点で700回は育成してます。時間にすると約350時間くらい。リリース2ヶ月でこれなんで、かなりやってる部類の人間だと思います。それを念頭に置いた上で読み進めていただければ幸いです。

いや、ほんとに自分でも驚くほどの冷め具合に若干引いてるんですけど、ここで少し立ち止まって、何故自分がウマ娘に飽きてしまったのかを考えてみようと思います。


①同じことの繰り返し
ウマ娘はジャンルとしては育成ゲームです。プレイヤーはウマ娘を指導するトレーナーとなって、トレーニングで鍛え、様々なレースに勝利することを目標にします。リリース当初はこの育成が単純に面白かったんですよ。育成にはURAファイナルズっていうシナリオが用意されているんですが、なかなかクリアできない絶妙な難易度だったこともあって、繰り返し挑戦したくなるようにできていたんです。
何度もチャレンジしているうちに、ある種の「コツ」を掴んできて、そこから自分自身の成長を感じることができて、リリース後すぐにのめり込んでいきました。
ですが、ある程度やり込んでいくと、そのシナリオのクリアは「当たり前」に変わっていきました。
また、このゲームはスマホアプリなので対人要素があるんですね。そこでは育成シナリオで作成したウマ娘同士を競争させるのですが、そこで重要になるのはステータスやスキルです。上位で戦うためには当たり前ですが、かなり強いステータスを求められます。
目標とするステータス、取得するべきスキルを満たすウマ娘を作るために上振れを狙って何度も何度も同じシナリオを周回しなければなりません。
ソシャゲなんで周回は当たり前だろと思われるかもしれませんが、このゲームに関しては目標に到達しなかった個体に関しては完全にゴミになってしまうんですよね。(因子の要素もありますが、ゴミになる確率の方が圧倒的に高い)
他のソシャゲであれば、周回した分例えばプレイヤーのレベルが上がるとか、アイテムがもらえるとかある程度の恩恵は得られる訳じゃないですか。ウマ娘に関しては1回の育成に30分くらいかかる上に、ゴミが出来上がる可能性の方が高くて、しかも貰えるアイテムもかなり渋い。
人間って思い通りにならないとイライラするじゃないですか。ウマ娘の育成ってランダム要素が多い、端的に言えば運ゲーなんですよ。その運ゲーで何度も何度も失敗続きだったらどうなると思います?

狂うんですよ。シンプルに。

私はね、狂ったんですよ。気が。


②成長を実感できなくなった

『ゲームに飽きるのは、そのゲーム自体に飽きたのではなく、成長を感じられなくなったからだ。』

有名なプロゲーマーの梅原大吾氏の言葉です。

本当にこれなんですよね。私はウマ娘というコンテンツ自体は今も好きですし、なんならアニメは未だに見返してます。TwitterのTLに流れてくるイラストはいいねするし、所謂怪文書なんかも好きです。(最近はLINEのトークみたいになってるのが好きです)
重ねて言いますけど、コンテンツ自体はとても良いんですよ。私自身がウマ娘を嫌いになったわけでもなく、ウマ娘というアプリに嫌気が差しただけなんです。

そして、それは「成長しない自分に嫌気が差した」とも言い換えられます。

では、どの部分で成長を感じられなくなったのか。

まず、このゲームはソシャゲなのでガチャがあります。キャラガチャとサポートカードガチャの2種類存在します。
キャラガチャは1ヶ月に2回程度更新されますが、最悪新キャラは持ってなくてもなんとかなります。
後者のサポートガチャが諸悪の根源なんですよね。

もう遠い昔のように思えますが、4月ごろに「キタサンブラック」が実装されました。所謂「人権」カードです。まあ明らかに強かったので相当な数のプレイヤーが課金して完凸していました。
ここでゲームの環境としては数段階インフレしたように思いますね。

というのも、キタサンブラック以前は☆3確定ガチャしか課金していなかった微課金の私でも工夫次第で十分戦えていました。また、そこが面白いところでもあったんですよね。

しかしながら、キタサン実装以降は明らかに周りのプレイヤーのレベルが上がったことを実感しました。
理由としては、人権クラスの完凸SSRを自前で用意できればフレンドで他の強い完凸SSRを借りられるので編成の自由度が一気に上がるんですよね。
それでもその当時は環境について行けてましたし、そこまで悲観していなかったんですけど、段々とその差が開いてきて、気づいたらとんでもない壁がそびえ立っていたような感覚です。

その壁を乗り越えるために、微課金プレイヤーがやるべきことは「試行回数を増やす」しかありません。
完凸SSRを所持しているプレイヤーが5回の育成で満足いくウマ娘を育成できるとしたら、私は30回は試行しないと追いつけないというイメージ。これでは成長を実感するどころか焦るばかりですよね。

また、試行回数を増やすと、当然①で話したように同じルーティンの繰り返しに発狂してしまう訳です。

そして、気づいた頃には心がポッキリと折れてしまっていたわけですね。

文句言うならお前も課金してキタサン完凸させれば良かったじゃんっていう意見もあると思います。まあ、それはそうなんですよね。
ただ、私がこのゲームにハマった大きな要因はソシャゲにしては珍しい「無課金・微課金でもやれる感」のあるゲームだと感じたからです。それがいつの間にか無くなってしまっていたことが、残念だったんです。


以上の理由から、私はウマ娘のアプリを起動することすら億劫になり、完全にトラウマとなってしまった訳です。

これって私だけなんですかね……?

いや、きっと皆さんも薄々勘付いてるんじゃないですか。自身が「飽きて」いることに。

しかしながら、課金してしまった手前、退くに退けなくなってしまっている自分に──。




今回はこれでおしまい。

フジキセキが実装されたら起こして。