【アニメ】2020秋アニメ感想
こんにちは。中野です。
秋アニメ、一通り出揃いましたね。まだ全ては追えていないですが、ひとまず視聴した作品の感想を記録しておきたいと思います。
なお、それぞれに現時点での段階評価も併記しておきます。個人的な事前評価と、視聴後の実際の評価、今後も継続して視聴するか、などの要素を総合的に考えた上での評価になります。
事前評価 →A
原作は未読ですが、入間人間の作品ということで、一定の期待をしていました。安達としまむらという2人の女子高生を軸に繰り広げられるお話で、それぞれの感情の機微が丁寧に描写されていく様が非常に良かった。こういう部分は流石と思わされましたね。
安達のしまむらに対する思いが「友達」に向けるものなのか、それとも──。という部分の揺れ動きが、今後のお話の中心になっていくのかな。アニメの演出を見る限りでは結構ガチガチの百合展開が予想されますが、原作でもそうなんでしょうかね。原作も合わせて読みたいなと思いました。
ただ、個人的に百合がそんなに好きでもないので、今後の展開に一抹の不安を覚えました。個人的には、ゆるい感じの青春っぽい青臭さがあってほしい。
冒頭とラストに登場した宇宙服のキャラクターの謎が気になりますね。
視聴後評価→A
いわかける!
事前評価→S
とにかくキャラクターのデザインが俺好みだったので。腹筋割れてたり、しっかり筋肉が付いている女の子が好き。
物語としては、中学時代にパズルゲームで結果を残してきた主人公が、高校では何か別のものに打ち込みたいと願っているところにスポーツクライミングと出会って……というお話。
うーん、まあ理由付けとして分からなくもないんですが、ゲーム上手いなら、その道極めれば良くない??って思っちゃってイマイチ感情移入できませんでした。
話の展開がかなり早く、良く言えばテンポがいいのですが、悪く言えばかなり強引。初心者が「これは岩のパズルだ!」とか言ってあんなにスイスイ登れるか?っていう。
このスピード感はWeb漫画特有のそれなのかなあと思いました。作画も安定しているとは言えないので、そこもマイナス点。キャラクターのエロさだけで今後も視聴できるかは微妙なところです。メインキャストが歌うEDは好き。
視聴後評価→B
神様になった日
事前評価→S
Charlotteから5年ぶりの原作麻枝准×制作P.A Worksのアニメということで、Key世代の私にとって、この作品は見逃せない作品でした。Charlotteがお世辞にも手放しで良かったとは言い難い作品だったこともあり、不安要素はありましたが。
1話では、これぞだーまえワールドだ!とも言える展開の連続で「これこれw」という思いとともに、なんとも言えないノスタルジーも感じられて良かった。
ノリがキツいと言われがちですが(私もネタでキッツ〜wとか言ってましたが)、往年のファンからすれば、求めていたものがそのまま出てきたので特にそこは問題なかったです。1話で野球ぶっ込んできたのは飛ばしすぎてて笑ったけど。
むしろ、変に逆張ったりしてないので、素直に受け止めることができました。
あとは、実はあいつは死んでたけど奇跡が起こって生まれ変わったとか、最後の能力は「勇気」だとか、突然街が光り出したりしなければ満足です。まあないとは思いますが、もし今後そういう展開になったとしたら5年間何やってたんだよってことになるので。樋上○たるか?
視聴後評価→(期待を込めて)S
ご注文はうさぎですか?BLOOM
事前評価→B
もう、もういいだろ。ごちうさは。
割と早めの時間に放送してるのでソシャゲでもやりながら見ます。
視聴後評価→B
呪術廻戦
事前評価→S
クッッッッソ丁寧な作品作り、誇らしくないの?(感嘆)
原作ファンなので、始まる前から相当期待してましたが、その期待を軽々上回ってきましたね。
マジで非の打ち所がない。作画も安定してるし、何よりアニメで若干補完されている部分もあって、とにかく観やすい。とはいえ変な改変もないし、原作未読でも恐らく内容はちゃんと頭に入ってくると思います。野薔薇がガチで可愛くなっててワロタ。
OPのEve曲と映像が神。オシャレなEDも最高。間違いなく今期の覇権アニメですね。
ジャンプ本誌で原作追っていますが、アニメもしっかり観ます。
視聴後評価→S
戦翼のシグルドリーヴァ
事前評価→S
脚本が長月達平のオリジナルアニメということで、期待値はかなり高めでした。
しかしながら、初回の1時間は正直微妙……というのが素直な感想でしたね。
うーん、やりたいことはわかるんだけど……。どうにも、イマイチ入り込めなかった。
しかしながら、2話を観てようやくこの作品の楽しみ方が分かってきました。
今後は「ピラー」と「ワルキューレ」の戦いを通して敵の正体だったり「オーディン」についてなど、物語の核心に迫っていくと思われますが、今後どこかで何かしらの"仕掛け"があるのではないかなと期待しています。あの長月先生ですからね。このままではあまりに平坦すぎる。何かしらの"イグニッション"があるはず。
視聴後評価→A
事前評価→S
2020年に、この作品のアニメがリメイクされると聴いた時はマジで嬉しかった。大好きな作品ですし、私のオタクとしての原点の一つともいえるので。
1話は、渡辺明夫キャラの可愛さに痺れ、そして声優陣の変わらなさに懐かしさも覚え、生まれ変わった「ひぐらし」の幕開けに涙しました。
そして迎えた2話で、驚愕しました。
そう。今回の「ひぐらし」は生まれ変わったのではなく、新たに"生まれ落ちたもの"だと気付かされたからです。
いや、何かしらの仕掛けはあるだろうなと踏んでましたが、こう来るとは思っていなかっただけに、嬉しかった。今後の展開も目が離せません。
視聴後評価→S
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rhyme Anima
事前評価→A
去年くらいからヒプマイにハマって楽曲を聴いていました。ドラマトラックも履修済み。ちなみに左馬刻推しです。
アニメはどうかなと期待半分、不安半分といった感じでしたが、見事にその不安は吹き飛びました。
ぶっ飛んだ展開の連続に、笑いが止まりませんでした。しかし、カッコいいところはしっかりとカッコよかったですし、出来については概ね満足です。覇権候補の1つ。
ヒプマイに関してはこれだけで1記事書けそうなので、気が向いたら書きます。
視聴後評価→S
100万の命の上に俺は立っている
事前評価→B
原作は未読です。
リアタイ見逃したので後でワケアリ版見ましたが5分でリタイアしました。
まだ2話までしか見ていないというのもありますが、話としては、正直なんとも言えないですね。やりたいことは徐々に分かってきましたし、タイトルの意味も、なるほどそういうことね?と納得はできたのですが……。多分主人公があまり好きになれないっていう部分が大きいかもしれません。あと作画がかなり不安ですね。ワケアリ版なんて作ってる余裕あるのか?といった感想。とりあえず様子見。
視聴後評価→B
魔女の旅々
事前評価→B
すみません。完全にノーマークでした。
1話を観て、一気に引き込まれました。面白い。
ただ、イレイナのキャラクターが若干鼻につく感じがあるのが……。
『キノの旅』の魔女版みたいなイメージでいいですかね。正確な表現ではないかもしれないですが。
基本的に1話完結で進んでいくタイプのお話なので、時系列がかなり飛んだりしますが、元々の作品の持つ性質として仕方ない部分があるのかなと勝手に解釈しています。
視聴後評価→A
事前評価→A
"あの"るーすぼーい原作ということで、一定の面白さは保証されてるだろうということで、期待していた作品です。これも原作は未読です。
1話では、ラストにまさかのどんでん返しがあって、そこからOPに繋がる展開、流石の一言でした。
ただ、個人的には「狙ってる」感が漂いすぎていたので、そこまで驚きませんでしたね。
こうしたどんでん返しにおける衝撃度で言えば多分『喰霊-零-』の方が大きかった。
「心が読める」っていうのも嘘だろうなと思ってたら案の定でしたし。何者かも分からない人類の敵と戦う戦士の養成所に、人の心が読めるだけの人間が転校してくるワケないんですよね。
ただ、その「人類の敵」というチェス盤をひっくり返してきたのは予想外でした。なるほど。
まだまだ謎が多いので、今後の展開に期待したいと思います。
視聴後評価→A
憂国のモリアーティ
事前評価→A
原作途中まで知ってる作品。
最初の数巻はかなり面白いんですが、中盤くらいで同じ構造の話の連続になってマンネリを感じて読むのをやめた記憶があります。
あれからどうなったか知らないので、これを機に原作読み返そうかな。
で、肝心のアニメですが……ナニコレ。
1話で知らないエピソードが出てきて「は?」と思っていたらアニメオリジナルの話でした。
あのさあ……。
原作既読でも戸惑ったのに、アニメから入った人は置いてけぼりでしょこれ。
ウィリアムの目的も分からなければ、ウィリアムの共犯関係にあるアルバートやルイスの立ち位置もわからない。
「お前らは結局なんなんだよ……」というモヤモヤを抱えたまま30分過ごさなければならない。これは改悪だと個人的に思いました。
恐らく2話が原作1話に当たる話になるかと思うので、まだ見ていない人は2話から見るのをオススメします。
とはいえ作画や演出の質はかなり高く、クオリティは満足でした。EDのSTEREO DIVE FOUNDATIONの曲すげえ好き。
視聴後評価→B
ひとまず視聴済みのアニメは以上になります。
観ようと思っているけどまだ観れてない作品も多々あるので、頑張って追いたいと思います。